はよ読まな、延びてまうでー!うどんの歴史

全国にある様々なうどん。消化に良く、小さい子からお年寄りまで食べられる万能メシです。今や、某讃岐うどんチェーン店様がハワイに進出し、海外までうどん愛が広まっているようです。今回は、お城友小野田さんが、うどんの歴史について熱く語ってくださいました!(校正・編集 : かにかま)

讃岐うどん、誕生!

うどんの歴史については諸説ありますが、一般的なものを紹介します。

日本においての「うどん」は、奈良時代にはじまりました。

約1200年前に弘法大師空海が遣唐使として派遣され、西安でその製法を学びました。

帰国後、製法を生まれ故郷の讃岐で広めたと言われています。

讃岐うどんの原型は奈良時代に中国から伝わった「索餅(さくべい)」や「餺飩(はくたく)」とか。

うどんを漢字表記にしたら「饂飩」。漢字も似ています。

※唐の唐菓子→讃岐うどん説もあります。こちらは、餡子入りの生地だった様子。


日本人の主食はお米では?讃岐はなぜうどん?

その答えは、気候と周辺環境にあります。

讃岐は現在の香川県。

香川県は瀬戸内海式気候。降水量も少なく、大きな河川である吉野川は隣県の徳島を流れています。したがって、讃岐平野は用水の悩みが多くありました。空海の尽力もあり古くからため池が作られていたほどです。

そのために、古くから、稲作と小麦の二毛作が盛んに行われ、小麦の生産量は多かったそう。

また、うどんの調味料で欠かせないお醤油。県内の坂出では塩田の開発があり、引田や小豆島でも醤油の醸造が行われていました。

※小豆島は、古代から醤油の醸造は行われていません。安土桃山時代、大坂城のための石を切り出す職人が醤油を持ち込んだところから醸造にいたりました。

江戸時代に入ると、何度も寺社仏閣参詣ブームが発生。その影響で、金刀比羅宮に参拝する人口が増えていきます。そこから、全国的に讃岐うどんの評判が広まっていきました。

江戸時代後期には、金毘羅参りを対象とした旅籠が増えました。旅籠とは、現代の旅館。

旅籠の一階でうどんを提供する形式が流行しました。


明治時代、乃木希典が讃岐うどん全国展開に関係?!

名将で有名なあの乃木希典も讃岐うどんに注目したようです。

1898年10月、金比羅に近い善通寺市に駐屯していた陸軍第11師団。師団長に着任した乃木希典は、兵士の多くが休日に地元でうどんを食べていることに着目。

(うどんって、安くて美味しいですものねぇ)

栄養価や体力作りの面から部隊食にするよう提案・推奨したと言われています。

除隊した兵士たちが日本各地でうどん店を開業。それによって全国に広まったきっかけだとする話もあります。

現代においても、本場の讃岐にうどん修行にきて、地元にその技術を持ち帰ってお店を出している方もいらっしゃいます。


あなたは何派?全国各地のうどん

うどんには、その食感でいくつかの系統があります。

  • コリコリ食感を売りにする讃岐スタイル
  • もちもち食感を推しにしたもちもちスタイル
  • 新しい麺のカタチ…異なる別ジャンル!
  • トッピングで勝負!新しいジャンル

今回は、小野田殿のご意見もいただきながら四つに分類してみました。

※今回は小野田殿の個人的見解も含まれています。

讃岐スタイル

讃岐うどん(香川県)

吉田うどん(山梨県)コシ強い

水沢うどん(群馬県)細め、コシ強い、弾力あり

加須うどん(埼玉県)

もちもちスタイル

博多うどん(福岡県)まさかの柔らか麺

伊勢うどん(三重県)太くて柔らかい麺

氷見うどん(富山県)滑らかさ重視

鳴門うどん(徳島県)滑らかな麺

新しい麺の形

稲庭うどん   (秋田県)細い麺

ひもかわうどん (群馬県)幅広麺

きしめん    (愛知県)平べったい麺

五島うどん   (長崎県)仕上げに椿油を使用

トッピングで勝負!

かすうどん   (大阪府)あぶらかすがのっている

鴨南蛮うどん  (大阪府)鴨肉とネギ(難波⇒なんば!)

うどん巾着   (奈良県)巾着に包まれた麺

豊橋カレーうどん(愛知県)カレーうどんの中にとろろごはんが!

味噌煮込みうどん(愛知県)赤味噌に白ごはんも合う

カープうどん  (広島県)やっぱり全部のせで!

定番の球場メシ!カープうどん( ´∀`)

※上記はほんの一部です。鍋料理のイメージが強い「ほうとう」などは、記載しておりません。「すいとん」も、協議の上で記載をしていません。ご了承ください。

小野田殿のおすすめ讃岐うどん店 

たも屋(写真提供 小野田殿)
うどんバカ一代 (写真提供 小野田殿)

最後までお読みくださり、ありがとうございました😊

うどんがのびるまえに、

読み終えていただけましたか?笑

このような形で、歴史好きな方より、原稿をいただいて掲載しております。文筆に自信がない方でも大丈夫!必要箇所など、加筆したり表現は工夫させていただきます( ´∀`)

歴史ならなんでもOK!地元のグルメにまつわる歴史や、地元ならではの伝承、昔話などを、このような形でサイトに掲載できます!

ご興味あるかたは是非、かにかま企画までご相談下さい( ´∀`)

参考文献

さぬき麺機株式会社 HPhttps://menki.co.jp/

タウン情報かがわ「さぬきうどん全店制覇攻略本」セーラー広告株式会社2020年

kanikama

中学生のころからハマった歴史。特に当時いちばん近くにあったのが「広島城」。原子爆弾の凄まじい爆風を耐え抜いた石垣に惚れ込み、「最強の野面積み」を眺めることから城へ興味を抱くきっかけとなり、大学でも歴史を専攻。文書から見える歴史だけでなく、フィールドワークで得た体感を大事にしながら「よりリアルで背景とリンクした考察」めざして今にいたる。

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