今回は、鉄道愛も溢れる摂津国在住のsanty殿より、素晴らしいお城の情報をいただきました!
KANIKAMAさんの絶妙な話法にひっかかり(笑)、投稿することとなりました。
「城」については超ど素人ですが、世界文化遺産に登録以降、沖縄の魅力にはまり、
沖縄に行くたびに世界遺産を少しずつ回る旅を続けていました。
沖縄を静かに愛する「ナイチャー」として、
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を紹介します。
沖縄で聞いた話ですが、世界遺産の登録は「復元」されたものは含まれないようです。
なので、首里城も漆喰色で素晴らしく復元されたそのものが登録されているわけでなく、
正殿基壇の遺構が登録されているようです。(その他登録されたものも同様ですね)
1945年の沖縄戦で、首里城を含め多くの遺産が壊滅的な被害を受けました。
それでもうちなーんちゅの強い思いとたゆまぬ努力が世界遺産につながったと思っています。
2019年10月の火災により、復元された首里城は消失してしまいましたが、うちなーんちゅ
ならば必ず復元してくれると思っています。
首里城への思い
2019年10月31日に発生した「首里城火災」のニュースを、朝一番テレビ報道で見た。
当日大切な会議で年間総括、及び方針の提起を控えていた私にとって衝撃的な出来事であった
。
ショックと涙でぬれた目頭を押さえながらの出勤。
なんとかその日は乗り越えられたが…。
写真は2018年11月に訪問した時のもの。
再復元には困難が伴うようであるが、もう一度あの漆喰色した首里城を見てみたい。
かにかま調べ
真っ赤な琉球王国のシンボル的存在、首里城。
琉球王国は、長く中継貿易の拠点でした。そのため、東南アジア、中国(時代により王朝が異なる)のさまざまな影響を受け、より洗練された文化に成長しました。
かにかまの素朴な疑問
総石垣で素晴らしい造形ではあるが、本州みたいなドヤ顔感がない。城(グスク)の目的は他にもあったのでは?
santy殿から頂戴した素晴らしい写真からもうかがえます。中城城の、この滑らかな曲線は、本州ではめったにない珍しい形。
(岐阜の岩村城は、山頂に作る兼ね合いで菱形の石垣は存在)
調べていてわかった事としては、
- 群雄割拠していた時代が琉球にもあり、自分たちの村を守るために築き上げてきた石垣である。これは共通。
- 本州と違う点は、亡くなった方を大事に埋葬する文化があり、お墓や神様を祈る場所を守るための施設=グスクであった事。
城の中の御嶽(うたき)に祈るオバアがいるという記事を背景しました。そういった特別な場所は、戦の際にも活用されてきた、という説もあります。
首里城だけじゃない!沖縄のお城の情報を!
グスクのなかで最も遺構が残っているだとか。
天空の城とも呼ばれている。石垣を登ったところに待っているのは、360度の絶景。東シ
ナ海から太平洋まで見渡せます。
P.S YouTubeにアップされているイクマあきらの「ダイナミック琉球」、撮影場所はたし
か勝連城では。
かにかま調べ なめらかな流線形の石垣は、琉球石灰岩ならでは、軽くて加工のしやすさから実現!
琉球王家最大の別邸、国王一家の保護や外国使臣の接待に利用されたとか。琉球の国らし
い立派な庭園が印象に残っています。
付近には美ら海水族館、古宇利島という観光スポットがあります。御内原(うーちばる)
から海と城壁を一望できます。
首里城公園内にあります。琉球国王が各地に巡礼に行く際に安全祈願をした拝所です。
屋根の形に特徴あり すきまなくびっしり積まれた石垣は圧巻
残波岬付近にある。昔平和行動で訪れた「チビチリガマ」も近くにありました。
初めて訪れた際に、昔を思い出しました。
植生からも、漂う南国感!石垣の密度が高い!(台風対策?)
写真奥から、神の宿ることで知られる神秘に満ちた「久高島」が見えます。
うたき 神に祈る場として、このような巨石の織りなす素晴らしい自然美が選ばれたのでしょうか!
琉球王国の歴代国王が葬られる陵墓。東室(王、王妃)、
中室(洗骨までの間霊柩を安置)、西室(王、王妃以外の家族)で構成されています。
お恥ずかしながらはじめは「たまりょう」と読んでました。「たまうどぅん」です。
最後に、読んでいただき「にふぇでーびる」 by santy殿
santy殿、ありがとうございました😊
実は、santy殿より沖縄グルメもご紹介いただいています!