富山といえば、海産物が有名です。
富山湾は、暖かい対馬海流と冷たい日本海固有水(深層水)が混ざってる環境!
暖流系、冷水系の両方の魚が棲める環境!日本近海の魚の種類は約 3,400 種とも!日本海には約 800 種の魚がいて、富山湾にはそのうちの約 500 種の魚が居るそう。富山湾は、暖流系の魚が多いようです。
※富山漁連の数値を参考にしています。
やっぱり鱒寿司!
鱒寿司のうんちく
使用するサクラマスは、神通川で獲れるもの!漁獲量の減少から、昭和30年代以降は日本海沿岸のサクラマス、現在は主に北海道産のサクラマスを使用しています。
鮎寿司→鱒寿司だった!
1717年江戸時代に、富山藩士で料理人である吉村新八が、時の藩主前田利興に献上した「鮎寿司」がルーツといわれています。
美味しいと気に入った藩主が八代将軍徳川吉宗に献上した所、賞賛されたそう。
当時は神通川沿いで作られた鮎の寿司でした。後に、同じ川でとれる鱒の寿司も作られる様になり、「ます寿司」が富山の名物としてになったといわれています。
吉宗への献上以降、「ます寿司」は富山藩の献上品となります。
当初の吉村新八が作った「鮎寿司」のレシピ?
神通川で獲れた鮎を20日ほど塩漬け → 酒で洗って塩出し → 米飯と塩に12日間ほど漬け込む → 提供する前日に取り出して新しいご飯に塩と酒で味付けして鮎と一緒に♪
人気の火付け役は、駅弁から
明治終わり頃の1908年には近代化が急速に進み、鉄道網も拡大!そんな中で、富山駅構内でホテル経営をしていた「源(みなもと)」が1912年には駅弁「ますのすし」の販売を始めました。
お店紹介
駅で比較的買いやすいのが源さんのますのすし。
定番の円形だけでなく、電車内で食べやすい細長い箱のタイプも!
平ら寿司さんは、マスが肉厚で、マイルドな酸味のシャリです^ ^
白エビの誘惑
白エビがいただける時期は、4月から11月。漁の最盛期は4月から7月です。お刺身でいただいたり、かき揚げにしていただきます。
ホタルイカの旬が3月から6月なので、4月から6月にかけての時期に行くと、両方たのしめますね!
遠方の方向けに、おせんべいにして可愛くパッケージされたものも!白エビ風味が絶妙で、こちらもおすすめです!
日本酒王国、富山
満寿泉 勝駒
お刺身やホタルイカとの相性も抜群の、主張はしすぎないもののしっかり辛口の日本酒が、ここにはあります。
激推し!満寿泉(ますいずみ)
枡田酒造店さんは、東岩瀬という、かつて北前船で栄えていた海側の古い街並みが残る地域で酒造りを営まれています。富山駅からはニュートラムで行けますよ!